設定変更ガイドは、以前のバージョンからアップグレードした人のニーズと好みにより最新バージョンの設定を手助けする、Thunderbird 3 に搭載されたツールです。 Thunderbird 3 に搭載された (通常の方法でアクセスできる) すべての機能や設定にアクセスできるようにすることはできないため、設定変更ガイドには、ベータテスタから最も変更の要求が高かった項目を載せています。
Thunderbird 2 と 3 の間の変更点・新機能のリストは、Thunderbird 3 for users と Thunderbird リリースノート を参照してください。
設定変更ガイドは、Thunderbird 3.1 で大きく拡張されました。この記事はバージョン 3.0 向けに書かれています。バージョン 3.1 における設定変更ガイドの詳しい情報は MozillaZine の記事 "Thunderbird 3.1 - New Features and Changes" を参照してください。
設定変更ガイドは、アップグレード処理中に表示されます。
を選択すれば、いつでも再実行することができます。
IMAP メッセージの同期
受信メールサーバが (POP でなく) IMAP プロトコルを使っている場合、サーバ上のメッセージをローカルのコンピュータと同期するか、あるいはメッセージをサーバのみに保持しておくかどうかを設定することができます。同期することにより、メールサーバに接続していなくてもメールにアクセスでき、Thunderbird の高い検索能力を生かすことができます。メールをサーバと同期する場合、メッセージのダウンロードに時間がかかり、メッセージがローカルディスク領域を使うことに留意してください。
設定変更ガイドを使えば、同期を有効にする IMAP アカウントを指定できます。
新ツールバー
Thunderbird 3 は、新しい検索インターフェースに、より多くのスペースを与えるために、新しいツールバーを採用しています。従来のツールバーに変更する をクリックすると、Thunderbird 2 のスタイルに戻すことができます。新ツールバーに変更する をクリックすると、Thunderbird 3 のスタイルに変更できます。
新ツールバー:
従来のツールバー:
統合フォルダモード
統合フォルダ (バージョン 3.0 では "スマートフォルダ" と呼ばれていました) モードに設定すると、複数のアカウントのメッセージが 1 つのビューにまとめて表示されます。例えば、2 つのメールアカウント (仕事用と個人用) を持っているとすると、統合フォルダを使えば、仕事用と個人用のアカウントのメッセージを 1 つの受信トレイで参照することができます ("統合フォルダ" パネルは、Thunderbird のメインウィンドウの左側、フォルダペインに表示されています。統合フォルダの表示に切り替えるには、フォルダペイン上部の矢印をクリックします)。
ヘッダ表示
Thunderbird 3 は、よく使う操作のボタンが付いた新しいメッセージヘッダのデザインを採用しています。
Thunderbird 2 で有効だったコンパクトヘッダがお好みの場合は、メッセージヘッダを別のデザインに変更できるThunderbird のアドオン をダンロードしてください。